田中熙巳
TANAKA Terumi
日本被団協 代表委員
1932年4月29日 中国東北部(旧満州)生まれ。東京理科大学物理学科卒業。工学博士。1938年父の死亡により、父母の姉たちがいた長崎に移住。1945年8月9日、県立長崎中学校1年在学時、爆心地から3.2キロの地点で原爆被爆。爆心地付近にいた二人の伯母の家族5人の命を一挙に奪われ、母方の伯母を野原で荼毘に付す。1972年から、被爆者運動に関わり、宮城県原爆被害者の会や日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の役員を歴任。2000年6月より、日本被団協事務局長を務める。2017年6月より日本被団協代表委員。2024年12月、日本被団協のノーベル平和賞受賞にあたり、オスロ市庁舎での授賞式にて受賞講演を行った。核兵器廃絶日本NGO連絡会共同代表。核兵器をなくす日本キャンペーン代表理事。